
法律トラブルで困っているけど、どの弁護士に相談すればいいかわからない…



ネットで検索しても、たくさん出てきて選べない…



弁護士費用が心配で、一歩が踏み出せない…
このような悩みを抱えている方は少なくありません。弁護士選びは、法律問題を解決する上で最も重要な第一歩です。しかし、普段接する機会が少ないからこそ、何を基準に選べばいいのか迷ってしまいますよね。
実は、弁護士選びには「見るべきポイント」があります。
今回は、弁護士の立場から、本当に信頼できる弁護士を見分けるための8つのチェック項目を詳しく解説します。この記事を読めば、あなたに最適な弁護士を見つけるための判断基準が明確になるはずです。


監修:弁護士 福世 健一郎
弁護士法人M.L.T法律事務所代表 / 保有資格:弁護士(千葉県弁護士会所属)
年間離婚相談実績200件以上、年間30件以上の離婚成立実績。「調停・裁判に強い」法律事務所として地域密着の弁護士法人の代表を務める。


監修:弁護士 福世 健一郎
弁護士法人M.L.T法律事務所代表 / 保有資格:弁護士(千葉県弁護士会所属)
年間離婚相談実績200件以上、年間30件以上の離婚成立実績。「調停・裁判に強い」法律事務所として地域密着の弁護士法人の代表を務める。
なぜ弁護士選びが重要なのか?


弁護士選びを間違えると、以下のようなリスクがあります:
- 解決までに時間がかかりすぎる
- 期待した結果が得られない
- 費用が予想以上にかかる
- コミュニケーションがうまくいかず、ストレスが溜まる
逆に、相性の良い信頼できる弁護士に出会えれば、法律問題の解決はスムーズに進み、精神的な負担も大きく軽減されます。
それでは、具体的なチェックポイントを見ていきましょう。
信頼できる弁護士を見分ける8つのチェックポイント


1. 自宅や職場から近いこと
なぜ立地が重要なのか?
弁護士との相談や打ち合わせは、一度きりではありません。特に離婚や相続などの案件では、複数回の面談が必要になることも珍しくありません。
立地が近いメリット:
- 相談・打ち合わせの負担が少ない
- 急な相談にも対応しやすい
- 書類の受け渡しがスムーズ
- 交通費や移動時間の節約になる
チェックポイント:
- 自宅または職場から30分圏内が理想
- 駅から近いか
- 駐車場はあるか
- 営業時間は自分のスケジュールに合うか
2. 得意分野の実績が豊富
医者と同じく、弁護士にも専門分野があります
内科医に外科手術を頼まないのと同じように、弁護士にも得意・不得意があります。離婚問題が得意な弁護士、企業法務が専門の弁護士、刑事事件に強い弁護士など、それぞれ専門性が異なります。
得意分野を見極めるポイント:
- ホームページに実績が具体的に記載されているか
- その分野の解決事例が豊富か
- 専門的なセミナーや執筆活動をしているか
- 関連する資格や認定を持っているか
確認すべき質問:
- 「この分野の案件を年間何件くらい扱っていますか?」
- 「同じような案件の解決実績はありますか?」
- 「この分野で特に注意すべき点は何ですか?」
専門性の高い弁護士ほど、具体的で的確な回答ができるはずです。ちなみに等事務所の相談実績については下記にまとまっていますので、合わせてご確認ください。
3. 人柄・相性が良い


「何でも話せる」と思えることがとても大切
法律相談では、プライベートな情報や家族の問題など、他人には話しにくいことも伝える必要があります。そのため、弁護士との相性は想像以上に重要です。
相性をチェックするポイント:
- 初回相談で緊張せずに話せたか
- 親身になって話を聞いてくれるか
- 質問に対して丁寧に答えてくれるか
- 上から目線ではなく、対等に接してくれるか
- 自分の価値観や考え方を理解してくれそうか
こんな弁護士は要注意:
- 話を途中で遮る
- 専門用語ばかりで威圧的
- 依頼を急かす
- 相談者の話をしっかり聞かない
弁護士は長期的なパートナーになることもあります。「この人になら安心して任せられる」と思えるかどうかが重要です。
4. 費用が明確で適正





料金体系がわかりやすく、事前に説明してくれるかチェックしてみてください。
弁護士費用に対する不安は、多くの方が抱える共通の悩みです。費用についてしっかり説明してくれる弁護士は、信頼できる証拠と言えます。
費用面でチェックすべきポイント:
- 初回相談は無料か、有料なら料金は明示されているか
- 着手金・報酬金の金額が明確か
- 追加費用が発生する可能性について説明があるか
- 分割払いや法テラスの利用が可能か
- 見積書を出してくれるか
確認すべき費用項目:
- 相談料:初回無料、30分5,000円など
- 着手金:依頼時に支払う費用
- 報酬金:成功した場合の費用
- 実費:交通費、印紙代など
- 日当:裁判所に出廷する際の費用
5. 連絡のスピード(レスポンスが早い)
メール・電話・LINEの返信が早いと安心!
法律トラブルを抱えている時は、不安で一刻も早く解決したいと思うものです。そんな時、弁護士からの連絡が遅いと、さらに不安が募ってしまいます。
レスポンスの速さが重要な理由:
- 迅速な対応が問題の早期解決につながる
- こまめな連絡で安心感が得られる
- 相談者を大切にしている証拠
- 案件を真剣に扱っている証
チェック方法:
- 初回問い合わせへの返信は何日以内だったか
- 相談予約はスムーズに取れたか
- 質問メールへの返信は24〜48時間以内か
- 緊急時の連絡手段はあるか
理想的なレスポンス:
- メール:翌営業日までに返信
- 電話:折り返しが当日中
- 緊急案件:数時間以内の対応
ただし、弁護士も多くの案件を抱えているため、即座の返信が難しい場合もあります。重要なのは、「いつまでに返信します」と明確に伝えてくれるかです。
6. 説明がわかりやすい





法律用語をかみ砕いて話してくれる人が◎
法律の世界には専門用語が多く、一般の方には理解しにくいことがたくさんあります。優秀な弁護士ほど、難しい内容をわかりやすく説明する能力に長けています。
わかりやすい説明ができる弁護士の特徴:
- 専門用語を使わず、日常的な言葉で説明する
- たとえ話や具体例を使って説明する
- 図やメモを使って視覚的に説明する
- 質問を促し、理解度を確認してくれる
- こちらが理解するまで丁寧に繰り返し説明してくれる
こんな説明をする弁護士は要注意:
- 専門用語ばかりで理解できない
- 「これは難しいので…」と説明を省く
- 質問すると面倒そうな態度を取る
- 説明が一方的で理解度を確認しない
確認したい質問例:
- 「今後の流れはどうなりますか?」
- 「この手続きにはどのくらい時間がかかりますか?」
- 「最悪の場合、どんなリスクがありますか?」
これらの質問に対して、わかりやすく丁寧に答えてくれるかが重要なポイントです。
7. 懲戒処分を受けていない
日弁連のホームページでチェック可能!
弁護士には厳格な倫理規定があり、違反すると懲戒処分を受けることがあります。懲戒処分の履歴は公開されているため、誰でも確認できます。
懲戒処分とは:
- 依頼者のお金を不正に使用
- 依頼を受けながら適切な業務をしなかった
- 依頼者との信頼関係を破った
- 非行があった
確認方法:
- 日本弁護士連合会(日弁連)のホームページにアクセス
- 「弁護士検索」または「懲戒処分情報」のページを開く
- 弁護士の氏名で検索
懲戒処分を受けた弁護士がすべてダメというわけではありませんが、安心材料の一つとして確認しておくことをおすすめします。
その他の確認事項:
- 弁護士登録番号(登録年数がわかる)
- 所属弁護士会
- 事務所の所在地
8. 事務所の評判が悪くない
Googleマップの口コミをチェック!
インターネット上の口コミは、実際に利用した人の生の声です。すべてを鵜呑みにする必要はありませんが、参考情報として確認する価値があります。
チェックすべき口コミサイト:
- Googleマップ:最も信頼性が高い
- 弁護士ドットコム:専門サイトのレビュー
- 事務所の公式サイト:解決事例やお客様の声
口コミを見る際のポイント:
- 評価の平均点だけでなく、内容も読む
- 極端に良い評価・悪い評価だけでなく、中間の評価も参考に
- 複数のサイトで確認する
- 最新の口コミを重視する
- 口コミの数(多いほど信頼性が高い傾向)
こんな口コミは要注意:
- 一方的に悪く書かれている(感情的な批判のみ)
- 具体性がなく抽象的
- 極端に褒めすぎている(自作自演の可能性)
良い口コミの例:
- 「丁寧に話を聞いてくれた」
- 「費用について事前にしっかり説明があった」
- 「連絡が早くて安心できた」
- 「無事に解決できて感謝している」
口コミはあくまで参考情報です。最終的には、自分で実際に相談してみて判断することが最も重要です。相談者様の声は下記にまとまっていますので合わせてご確認ください。
まとめ:信頼できる弁護士を見つけるために


信頼できる弁護士を選ぶための8つのチェックポイントをもう一度まとめます。
- 自宅や職場から近いこと
- 得意分野の実績が豊富
- 人柄・相性が良い
- 費用が明確で適正
- 連絡のスピード(レスポンスが早い)
- 説明がわかりやすい
- 懲戒処分を受けていない
- 事務所の評判が悪くない
これらのポイントを複数の視点で比較し、総合的に判断することが大切です。
最も重要なのは、「この人に任せたい」と思えるかどうかです。データや情報も大切ですが、最終的には自分の直感も信じてください。
まずは無料相談を上手に活用して、実際に弁護士と話してみることから始めましょう。あなたに最適な弁護士との出会いが、法律問題の解決への第一歩となります。






















