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離婚問題の事例【離婚慰謝料が認められたケース】

2022.07.25

【事案の概要】
30年以上連れ添った夫が夜職の女性といい関係となり、別居に至りました。
不貞関係を示す証拠はあまりなく、夫は不貞を頑として認めませんでした。離
婚調停は不成立となり、離婚訴訟で決着をつけることになりました。

【経過】
夫側は訴訟においても不貞関係を認めなかったため、本人尋問と夜職の女性の
証人尋問を行いました。そして、第一審の判決では不貞関係が認定され、慰謝
料220万円が認定されました。夫側は控訴してきましたが、最終的には慰謝
料180万円で和解をしました。

【ポイント】
夫側が不貞を認めない場合、最終的には尋問を行うことになります。本訴訟で
は尋問の行方が裁判官の心証を左右しました。

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不貞慰謝料事例(貞操権侵害が認められたケース)

2022.06.06

【事案の概要】
ご依頼者様は出会い系サイトで知り合った男性と何度か性交渉を行いました。
男性は女性と結婚することを示唆していましたが、結局最後は連絡が取れなく
なりました。ご依頼者様は結婚を匂わせて性交渉に及んだとして、男性に対し
、貞操権乃至人格権侵害に基づく慰謝料請求をすることに決めました。

【経過】
交渉段階では一銭も支払わないとの回答であったため、訴訟を提起しました。
当方が弱い所として、ご依頼者様と男性とは一年に1~2回程度しか会ってお
らず、連絡もほとんどしていませんでした。男性側はこの程度の関係であり、
結婚する等とは言っていないと反論してきました。本訴訟も本人尋問となり、
最終的には判決で30万円の慰謝料が認定されました。

【ポイント】
本訴訟でも尋問が裁判官の認定を左右しました。

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債務整理解決事例(破産申立)

2022.04.06

【事案の概要と経過】
元夫の住宅ローンの連帯保証人となっており、弁済を求められお困りの方から
破産申立のご依頼がありました。元夫も破産申立をしており、元夫の破産管財
人から離婚の養育費の返還を求められておりましたが、一括して受領した養育
費をすでに費消した旨の詳細な報告を何度も提出したことで返還を免れ、また
ご本人も無事に破産申立をすることができました。

【ポイント】
破産申立は、申立の過程で裁判所、他の債権者、関係者から問い合わせを受け
、対応しなければならないことが多々あります。弊所ではすべて弁護士が対応
致しますので、安心してご依頼いただければと存じます。

【事案の概要と経過】
債務整理のご依頼がありました。通常は60回払いなど均等に分割を組みますが
、依頼者が現在は生活が苦しいが、仕事が軌道にのれば支払いが順調にできる
とのことでしたので、分割払いにしても、最初の段階は弁済額をおさえ、後の
段階で弁済額を多くするよう調整しました。また返済原資を貯めていただくた
め、支払い開始も遅めにできるよう努めました。

【ポイント】
債務整理と一言でいっても、依頼者様のご事情は個々に異なるため、状況に沿
ったプランを柔軟に作成することが重要だと弊所は考えております。ですので
、ご相談いただく際はご自身のおかれている状況を詳しくお知らせいただけれ
ばと存じます。

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離婚問題の事例【明確な離婚原因がない場合】

2022.02.04

【事案の概要】
ご依頼者様(妻)は夫と婚姻したものの、すぐに些細なことがきっかけで衝突
を繰り返すようになり、婚姻から1年後には別居となりました。ご依頼者様は
感受性がかなり強く、夫からの言動を過敏に捉えてしまう傾向が顕著で、その
所為もあって夫との離婚を切望するようになりました。
しかし、夫の言動は客観的に見て強度なモラルハラスメントと評価できるも
のではなく、他に夫のDVや不貞行為等離婚原因となるような行動もなかった
ことから、夫が離婚を拒否した場合にはかなり難航することが予想されました。

【経過】
とりあえず交渉から始めましたが、予想通り夫は離婚を拒否してきました。そ
の後、離婚調停も不成立となり、離婚訴訟を提起しました。
訴訟では夫の言動が客観的に見て離婚原因となるような物ではないとしても、
ご依頼者にとっては苛烈なものであったことを主張しつつ、期日間に夫と協議
を重ね、最終的には訴外離婚にこぎつけることができました。

【ポイント】
客観的な離婚原因がないケースであっても、夫側と粘り強く交渉を重ねること
により、離婚にこぎつけることができる場合もあります。
ご依頼者様だけでなく、夫側もスッキリした気持ちで離婚することができたの
は、第三者である弁護士が介入した結果だと感じます。

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不貞慰謝料を訴訟で減額したケース

2022.01.05

【事案の概要】

ご依頼者様は不貞慰謝料訴訟を提起され、440万円の慰謝料を請求されまし
た。原告側は経済力のある方で、莫大な金額の調査費用をかけてご依頼者様と
不貞相手の女性との行動を徹底的に調査し、数ヶ月の間に何度も自宅やホテル
を訪れたり、手を繋いでデートを繰り返すといった内容の調査報告書が証拠と
して提出されました。

 

【経過】

訴訟の第一審では、不貞行為の回数が争点となり、調査報告書にかかわらず不
貞行為の回数は一回に留まる旨の主張をし、原告側の主張と証拠の弱い部分を
徹底的に突いていきました。その後、尋問前に裁判官から和解勧告があり、そ
の際は200万円という金額であったものの、本人尋問で裁判官の心証を揺る
がすことに成功し、最終的には120万円の判決が命じられました。

 

【ポイント】

証拠が多々提出された状況であっても、最後まで諦めずに主張することによっ
て減額することが可能です。

 

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2017.12.25

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