【不貞慰謝料を訴訟で減額したケース】

2024年12月19日

千葉県の津田沼・習志野・船橋エリアで離婚・男女問題について年間200件以上の相談実績がある弁護士法人M.L.T法律事務所です。今回離婚の相談事例について掲載しております。

相談前の状況

ご依頼者様は不貞慰謝料訴訟を提起され、４４０万円の慰謝料を請求されました。原告側は経済力のある方で、莫大な金額の調査費用をかけてご依頼者様と不貞相手の女性との行動を徹底的に調査し、数ヶ月の間に何度も自宅やホテルを訪れたり、手を繋いでデートを繰り返すといった内容の調査報告書が証拠として提出されました。

解決への流れ

訴訟の第一審では、不貞行為の回数が争点となり、調査報告書にかかわらず不貞行為の回数は一回に留まる旨の主張をし、原告側の主張と証拠の弱い部分を徹底的に突いていきました。その後、尋問前に裁判官から和解勧告があり、その際は２００万円という金額であったものの、本人尋問で裁判官の心証を揺るがすことに成功し、最終的には１２０万円の判決が命じられました。